新車リースを利用

「新車を持つ」場合、購入することがほとんどでしたが新しい車の所有方法として「新車リース」または「中古車リース」という形が出てきました。
「リース」というと、商用で使われるというイメージが強かったのですが、現在では個人向けにもリース販売がされているわけです。
自動車リース＝オートリースとも言われていますが、顧客の購入したい車をリース会社が一括購入し、契約した期間・一定金額で顧客に賃貸することになりますので、一時的な費用負担が少なくなることが特徴です。
オートリースでのリース対象の総額は、以下の計算式で算出されます。

リース対象額＝新車価格＋登録費用＋税金＋強制保険料＋車検費用ー（リース会社の大量購入での値引き額−リース終了後の期待中古車価格）
このリース対象額を、契約年数×月数で割ることでリースの月額が決まってくるわけです。
新車リース＝オートリースで注意することは、車庫の準備と費用負担および任意保険はリースの対象外であることです。
これらについてはリース契約にすることができませんので当然でしょう。
また、オートリースでは契約期間が終了した場合、再度リース契約を結ぶこともできますし残存価格で購入することもできるようになっています。
また、リース契約終了前の車の変更も契約に関わる期間の差額を支払えば可能になります。
新車のリースは、一時的な金額が発生しないことが有利になりますが、最終的にはリースの月額支払いと、ローン支払いなどを考慮して判断すべきでしょう。

新車 見積もり

新車の見積もりは、自動車販売会社に行って販売員と打ち合わせ・交渉を行ってとることが常識でしたが、現在はWEBで最初の見積もりを新車購入者の直近の自動車販売会社からとることができるようになってきました。
新車購入の際には、販売員との交渉などでオプション品などを薦められて高額になることも多いのですが、WEB経由で同一車種の見積もりを販売員との交渉を経ずに取ることができると、自分の希望のみを反映させた価格見積もりの比較ができるようになるわけです。
新車購入は、高額な商品ですから少しでも有利に買いたいものです。
自動車販売会社の販売員との交渉が悪いわけではないのですが、事前に販売店による価格の差や条件の差を把握しておくことは、交渉の際に購入者の心のゆとりにもなりますから大いに利用すべきでしょう。
また、新車購入の際のポイントとして挙げられる、競合他社の競合車種についても見積もりがとれるので新車購入交渉の強い武器になります。
しかし、あまりおおっぴらに話をしてしまいますと嫌がられることにもなりますから、交渉の際に「他社の値引き状況」や「他の販売店の値引き価格」等はタイミングをみて「調べているんだよ」と匂わせるのが良いでしょう。
最終的には、サービスも含めたことを考えていくことも必要になってきます。
これらを考えていくと、もっとも近いまたはその次に近い販売店になることが多いと思われます。
価格だけでなく、アフターサービスを考慮していくことも重要です。

新車 ランキング

新車のランキングには各種の見方によるランキングがあります。
価格に関するランキング・コストバリューによるランキング・人気によるランキング・燃費によるランキング・スペック別ランキング・よく売れている車のランキング(都道府県別のランキング）等々いろいろなランキングがあります。
新車のランキングでは、比較対象するためにはもちろん車種別・車格別等を基礎としていくのが普通でしょうが、そういった条件を考えずに行うランキングも新車の選定には役に立つ場合もあります。
自動車のランキングは、基本的に統計ですから人気度合いや販売傾向などの客観的指標として、大いに利用できるものです。
新車の価格交渉の場合にもランキングで調査をしておくと、自分が買いたい車の現在の市場での傾向を掴むこともできますし、競合他車や競合メーカーの同系列車種の傾向を掴むこともできるわけです。

また、ランキングによって燃費の善し悪し（カタログ値ですが）などを比較することもできますし、ちょっと考えてみるべきかなと思うランキングには、コストバリュー（価格重量比）でのランキングがあります。
このコストバリュー比較によるランキングは、一概には言えないのですが車の製造コスト比較・販売コスト比較みたいなことになってきそうなもので、コストバリューが低い車（1kgあたりの販売価格が高い車）は輸入車などが多いのですが、そのベスト10の中にトヨタの「プリウス」が入っているのが特徴的です。
販売単価が高いということになってくるでしょう。
しかし逆にはそれだけの付加価値があるということも言えるのかもしれません。