新車の買い方 候補の選び方
新車の買い方について考えてみたいと思います。
まずは、候補車の選び方です。
新しい車を買いたいなと思ったら、自分が車に求める必要条件を書き出してみましょう。
その車を主に何に使う予定なのか、何人くらいで乗る機会が多いのか、快適に運転できれば満足なのか、移動手段以上の走る喜びを車の運転に求めるのか、人それぞれ違います。
今、乗っている車と比較して、この車はこういうところが不満だから、今度はそこに注意してチェックしてみようというのも、候補車を選ぶ一つの方法です。
例えば、週末、大型モールに家族で買い物に行くというのが、新車の主な使い道だったとします。
その場合、スポーティな大型車よりも、小型で小回りがきき、駐車場に駐車しやすく、荷物を積むスペースが広く取ってあり、荷物を積みやすい車が便利でしょう。
毎日の通勤に使うなら、とにかく燃費がいい車を。
休みの度に、ちょっと遠出して皆でドライブするという家族には、運転席以外も座り心地のいいシートと快適な車内デザイン、車酔いしにくい足回りなどが重要かもしれません。
ある程度の条件が絞れたら、身近にいる車に詳しい人に相談するのもオススメです。
自分だけで車を選ぶと、つい主観が入ってしまい、その車の欠点に気づかないことも多いもの。
具体的な候補車が決まったら、購入者の口コミを調べてみるのも参考になります。
試乗の際には、必ず、家族を連れて行ってください。
最低でも、配偶者くらいは一緒に行ってもらって、意見を聞くようにしましょう。
新車の買い方 見積もりの取り方
新車の買い方でぜひ知っておいてほしいのが、見積もりの取り方です。
賢く見積もりを取れば、値引き交渉もしやすくなりますし、確実にお得なので試してみてください。
新車の見積もりを取るには、ディーラーなどの販売店に直接行って、見積もりを依頼する、電話やメールなどで見積もりを依頼して送ってもらう、「オートックワン」などのインターネットサイトから住所や電話番号を相手に知らせずに見積もりを取るなどの方法があります。
見積もりを依頼する時には、オプションを一切つけずに車両本体価格のみ(車庫証明費用と納車費用は値引き交渉の最終段階でカットしてもらってください)、下取りに出せる車があっても、下取りはなしで見積もりを依頼します。
こうすることで、純粋な車両本体の値引き額がわかるのです。
オプションは後で交渉すればいいですし、下取りは複数の中古車買取店に見積もりを依頼して売る方が高く売れるでしょう。
ディーラーに下取りしてもらう場合、下取り手続き代行費用や査定料などの名目でけっこうな金額取られてしまうこともあるので、面倒でも中古車買取店に売る方がいいと思います。
車によっては、買取価格に十万円以上の差が出ることも珍しくありません。
また、見積もりを取る時には、経営の異なる複数のディーラーから見積もりを取りましょう。
そして、同じジャンルの他社の車の見積もりも取っておきます。
手間はかかっても競合させることで、大きく値引きを引き出せる可能性があるからです。
新車の買い方 カラーを選ぶ
新車の買い方で迷うことはたくさんありますが、カラーを選ぶのに苦労するという人も少なくないでしょう。
新車はピカピカですから、どのカラーもそれぞれかっこよくみえますし、売る時に無難なカラーにするか、自分の好みで選ぶか、迷うところだと思います。
飽きっぽくてそれほど長く同じ車に乗らないという人なら、売る時のことを優先して、一般的に人気のカラーを選ぶといいかもしれません。
でも、基本的には、自分の好きなカラーを選ぶのが一番いいと思います。
目立つ奇抜なカラーを選ぶと、大型スーパーなどの駐車場でも一目で自分の車がわかりますし、街で自分と同じ車種、同じカラーの車を見かける頻度も減るでしょう。
新車のカラーを選ぶ時には、好みで選ぶ他に、実用性で選ぶという方法もあります。
例えば、黒系や紺系の色はキズやほこり汚れが目立ちやすいので、こまめにメンテナンスできないなら避けた方がいいカラーです。
逆に、シルバーはキズや汚れが目立ちにくいですから、忙しくて車のメンテナンスにまで手が回らないという人にオススメのカラーだと思います。
ホワイト系も泥汚れや水アカなどが目立ちやすいカラーなので、頻繁な洗車が必要かもしれません。
また、黒系の暗い色は、夜間に歩行者や対向車などから認識しづらいため、夜に運転することが多いのなら、避けた方が安全でしょう。
新車のカラーは購入後に失敗したと思っても、なかなか変えることができないものです。
総合的に判断して、後悔のないように慎重に選んでください。