納車 注意
自動車を買う契約が一通り終了したら、次は納車を待ちます。
納車が可能になったら、自分の都合の良い日を選びます。
できれば、晴れている日の昼間を選んだ方が良いと思います。
なぜなら、傷などが車体についてないかどうかのチェックをするからです。
納車時にチェックして傷などがあった場合は、その場で申請しておかないと、後からは保証してもらえなくなる場合がありますので、チェックしやすい晴れている日中を選ぶのが良いのです。
直接販売店に出向いて受け取る場合は、屋根のある電気のついた明るいところで受け取るのが望ましいです。
チェックする点ですが、外装に傷は無いかのチェックはもちろんのこと、注文しているボディカラーはあっているか、グレードや付属品などにも間違いは無いか良く見ます。
外周りが終わったら、次は中です。
汚れなど無いか、シートなどの縫いあわせでほつれているところはないかなどを見ましょう。
そして次に、開けられるすべてのドアやふたを開けてみます。
きちんと開け閉めできるかどうか、軋みなどは無いかなどをチェックします。
次に、スイッチ類を一通り操作してみます。
異常があれば、その場で申請し、わからないことや疑問点があれば、質問して解決しておくようにします。
最後に、営業の方から車の操作関係を一通り説明していただきます。
わかっているからと言って説明を断ったりせずに、きちんと聞きましょう。
これで、納車は終わりです。
安全第一で、快適な車生活を楽しみたいですね。
車庫証明 取り方
「車庫証明」の取り方ですが、まず書類を用意します。
書類は、管轄の警察署や陸運局などで受け取ることが可能です。
そろえる書類は、①自動車保管場所証明申請書(複写式)②保管場所使用権原疎明書面(自宅車庫の場合に必要)もしくは保管場所使用承諾証明書(賃貸の駐車場の場合に必要)③配置図を記入する用紙の3点です。
まず、②の書類を書きます。
自宅車庫の場合は自分で書きます。
賃貸の場合は貸主に書いてもらうことになります。
手数料を取る場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
次に③の書類ですが、保管する場所の寸法を測って配置図を書きます。
車がちゃんと保管できる大きさがあるのかの確認です。
そして、①の書類です。
これは自分で車検証を見ながら書きます。
全ての書類が書けたら、管轄の警察署に提出します。
訂正箇所があったら困るので印鑑を持参すると良いでしょう。
また、買い替えの場合、同一場所での複数の車の登録を防ぐために、前の車の抹消登録証明書や解体証明書、廃棄・譲渡誓約書などが必要になる場合があります。
これは警察署によって違うので、事前に管轄の警察署に確認しておきます。
必要書類を提出してから、約1週間で「車庫証明」が出来上がります。
印鑑を持参して管轄の警察署に取りに行きます。
このような作業は、新車を購入した場合、ディーラーが代理でやってくれる場合もありますので、問い合わせてみるといいでしょう。
自動車保険
自動車保険には2つのタイプがあります。
一つは「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」です。
この保険は、車を所有している全ての人が加入します。
加入しないで車を走らせると、行政処分の対象になります。
また、この保険で賠償できるのは、人身事故に限られています。
2つ目は「任意保険」です。
人身事故を起こした場合の「対人賠償保険」、他の車をぶつけてしまい、損壊させた場合の「対物賠償保険」、自分の車が盗難や火災にあったりした場合の「車両保険」、自損事故を起こした場合の「自損事故保険」、事故により同乗者が死傷した場合の「搭乗者傷害保険」、そして保険に加入していない車にぶつけられた場合の「無保険者傷害保険」なども、損害賠償の対象になります。
あくまでも任意の保険なので、これら全てが含まれた保険であるとは限りません。
自分で必要だと思う保険を選んで加入していきます。
また、保険料は運転する方の年齢や、事故歴によって変わってきます。
毎日運転する人と週に1~2回しか運転しない人や、免許を取り立ての人と免許取得してから何十年も経っている人、事故歴がある人と無事故無違反の人などが、同じ保険料では不公平感があります。
その不公平感を無くすために、運転する方が事故を起こす確率と、それによって予想される損害額を計算し、保険料が決められていきます。
運転初心者の保険料が高いのは仕方の無いことです。
運転を重ねていき、安全運転を続けていけば保険料も安くなります。
安全運転を心がけましょう。