原付バイクツーリング
大型のバイクでのツーリングもいいですが、原付派!という方も多いですね。
原付バイクは、スクーターのような可愛い物もあるので、女性には特に愛好家が多いようです。
でも、原付バイクは、なんといってもお財布に優しいところが一番の魅力。
維持費、保険料金、税金、故障した場合にかかる費用、どれをとっても、大型に比べれば断然安いです。
そんな原付バイクでのツーリング。
特有のデメリットも、少なからずあります。
小回りが聞いて便利な分、スリップ事故などは起こりやすいといえます。
これは、原付バイクだけに限りませんが、もしも転倒すれば、生身の体なので大変危険です。
なにかと使い勝手のいい原付バイク。
お手軽感からか、乗車時はどうしても身軽な服装になってしまいがち。
ですが、事故での衝撃を抑える為にも、最低限、安全を考えた服装で行きましょう。
また、高速道路は使えないので、移動時間が掛かります。
遠方になればなるほど、中型、大型バイクと比べると、時間が多く掛かる事になります。
ですが、逆にそれを生かす事もできます。
もちろん目的地に着く事も楽しみですが、長時間の運転も「疲れる」と思わずに、風景を楽しんでみてはいかがでしょうか?速度が違えば、到着が遅くなるかわりに、景色がゆったりと流れます。
目的地までの楽しみも、到着した時の達成感も、この両方を味わえるのは、高速道路が使えない原付バイクの特権です。
一般道しか通れないツーリングも、デメリットかどうかは、旅する人次第なのです。
バイクツーリングプランの立て方
バイクツーリングは、到着までの日数、滞在日数など、その時によって様々です。
ですが、どんな時でも、しっかりとプランを立てておくのが大切です。
プランを立てず、無計画でツーリングへ行くと、コースを間違って予定が狂う事もあります。
渋滞に巻き込まれるかもしれません。
せっかくの楽しいツーリングも、渋滞によって、イライラしてしまったら勿体ないです。
また、トイレも、一般道であればコンビニなどがありますが、高速道路では、その点も注意が必要です。
もちろん、冒険的なツーリングを好む方もいる事でしょう。
ですがビギナーや女性参加の時は、プラン設計は必須でしょう。
プランの立て方は、行き先を絞るところから。
その次は、目的地までの経路で、観光・食事の場所と時間配分を決めます。
そして、予定日を決定し、宿泊日数を決め、平日か休日かによって、道路状況を確認した上で、ルートを決定します。
時間は、できるだけ余裕を持たせておきましょう。
トイレ、ガソリンスタンド、メンテナンスできる店など、必要かもしれない場所は、事前にピックアップして覚えておくといいでしょう。
そして、結構重要なのが、ルートの事故数。
知っていると、注意度も高まります。
また、事故が多い場所は、周辺の取締り強化も考えられます。
事前に準備をしておくだけで、安心感が違います。
プラン作り自体も、結構楽しい物なんです。
あーだこーだと考える時間も、ツーリングの醍醐味の一つです。
楽しく計画し、楽しい旅にしてください。
バイクツーリングでおすすめの場所
バイクツーリングライフをよりよく楽しむ為に欠かせない事といえば、やはり、スポット情報ではないでしょうか?全国的にみると、人気の高いツーリングスポットは、各地にたくさんありますね。
自然に囲まれた北海道や北陸、東北地方、九州や沖縄などもいいですね。
名物の食材が旬を迎える季節などを狙うのもお薦めの方法です。
冬場なら、北海道に蟹を求めてなんてのもいいですが、四国でざっくりとルートを決めて、さぬきうどんを行き当たりばったりで食べまくる!なんてのもリーズナブルで楽しめますよ。
また、千葉県にある鋸山(のこぎりやま)も有名なスポットの1つです。
鋸山は、専用のロープウェイで頂上付近まで行く事ができます。
ですが、そこからが長く、険しい道のりなんだとか。
頂上へ向かうなら、無理せずのんびりと休憩を取りながらがいいでしょう。
それを耐えて頂上に行くと、地獄覗きが絶景です。
山の中に建てられた日本寺の大仏や、あたり一面の緑中にたたずむ百尺観音は、とても神秘的な物があります。
また、鋸山近辺には「金谷港」「久里浜港」「佐久間ダム」などもありますので、千葉県へツーリングに行く際は、是非立ち寄ってみてください。
このように、少し紹介しましたが、どのようなスポットに行く場合も熱中症や脱水症状などには、充分に注意してください。
また、無理をすると事故に繋がる事も多いので、帰りの運転に、充分な余力を残せるようなプランを考えましょう。