ハーレーダビッドソンとは

ハーレーダビッドソンとは、アメリカ合衆国のウィスコンシン州ミルウォーキー市に本部を置くオートバイ製造会社のことです。
通称は、ハーレーで、日本での公式名称は、「ハーレーダビッドソン」ですが、実際に英語で発音すると、「ハーリー・デイヴィッセン」のように聞こえます。
1903年に、ウィリアム・シルヴェスター・ハーレーとダビッドソン兄弟（アーサーとウォルター）によって設立されました。
ウィリアム・シルヴェスター・ハーレーがエンジンの設計を担当したので、ハーレーの名前が先にきています。
本社工場が見学できる他、2008年には「ハーレーダビッドソンミュージアム」も開設されました。
大排気量空冷OHV、V型ツインエンジンがもたらす独特の鼓動感と外観が最大の特徴で、世界中に熱狂的なファンがいます。
アメリカのオートバイメーカーは、ハーレーダビッドソン社しかなかった時期もあるほど、圧倒的な人気を誇っていたのです。
日本でのハーレーダビッドソンバイクの歴史は、1912年に日本陸軍が輸入したことに始まります。
サイドカーを中心に軍用車両として用いられた後、一時期は、「陸王」の名前でライセンス生産・販売されたり、代理店による輸入販売のみ行われていました。
1989年に、ハーレーダビッドソンジャパン（株）が設立されてからは、正規販売されるようになり、個人での平行輸入などは激減したそうです。
ハーレーダビッドソンバイクは、所ジョージさんや長渕剛さんなど、芸能人にも愛好家が多いことで知られています。

ハーレー スポーツスター

ハーレースポーツスターは、ハーレーの中でも特に熱狂的なファンの多いモデルです。
ハーレーダビッドソン社が、レースに勝つために開発したのがハーレースポーツスターなので、極めて高い運動性能を誇っています。
50年近い歴史を持ち、揺るぎない評価を得ているハーレースポーツスターは、2004年に新型エボリューションに換装されました。
スポーティーでコンパクトなボディは、女性からの人気も高いのが特徴です。
ハーレースポーツスターしか、女性が乗れるハーレーがないというわけではありませんが、ハーレースポーツスターには、車高が低くて車重が軽いモデルがあるので、乗りやすいのでしょう。
ハーレースポーツスターでも、モデルによって、ずいぶん乗り心地が違うので、イベントや販売店などで試乗してみるといいかもしれません。
単純に排気量が多い方がいいわけではなく、その人がハーレーに求めているものによって、好きなハーレースポーツスターは分かれるのです。
ハーレーの鼓動を感じながら、じっくり走りたい人には、意外と、ハーレースポーツスター883シリーズの方がぴったりくる可能性もあります。
ハーレースポーツスターは、ハーレーにしては、価格が安いというのも魅力のひとつです。
カスタムパーツも豊富ですから、自分だけのハーレーにカスタマイズする楽しみも味わえるでしょう。
ハーレースポーツスターファンのための「アイ・ラブ・スポーツスター」という本もシリーズで発行されているので、ぜひ読んでみてください。

ハーレー カスタム

ハーレーカスタムの魅力は、世界に一台しかない自分だけのオリジナルハーレーを作ることにあります。
もちろん、排気量をあげたいとか、乗り心地を快適にしたいなんていう目的を持ったハーレーカスタムもあるでしょう。
でも、ハーレーファンなら、エンジンやリア周りを自分が走りやすいようにカスタムしたいものですね。
クロムパーツを増やして、お手入れしやすくするのも、実用的でいいと思います。
ハーレーカスタムするときには、経験豊富なショップに相談しないと、自分の思っていたような仕上がりにはならないかもしれません。
一箇所をカスタムすると、それに伴って、他のパーツを見直す必要が出てきたりもしますから、自己流ではなく、きちんとプロにみてもらう必要があります。
ハーレーカスタムした後は、はずしたハーレー純正品パーツをとっておくと、買取してもらうときに安心です。
かっこよくカスタムされたハーレーカスタム車は、高価買取されることもありますが、純正品もあるにこしたことはないでしょう。
ハーレーダビッドソンの純正パーツとアクセサリーだけで、本格的にハーレーカスタムするなら、カスタムコンテストに参加することもできます。
ハーレーダビッドソンの正規販売店でクロームコンサルタントに相談して、カスタムする必要がありますが、受賞できたらハーレーファンとして、こんなに名誉なことはないですよね。
カタログなどの資料をみせてもらって、どんな風にハーレーをカスタムしようかと悩む間も、とても楽しそうです。