モデルカー 製作

モデルカー製作そのものが、モデルカーをコレクションするよりも好きだというモデルカー愛好家も多いと思います。
モデルカー製作のやり方は、基本的には、他のプラモデル製作とそれほど変わりません。
ですが、仕上げの仕方など、多少モデルカー製作独自のやり方もあります。
また、モデルカーの製作キットは、他のプラモデルよりもパーツの数がたくさんあるものが多いので、組み立てやすいようにトレイなどに分けて並べておくと、作業しやすいでしょう。
パーツを全て中性洗剤で洗って乾かしてからライナーを切り離すと、塗装がはがれにくくなります。
パーツを切り離したら、ライナーの端をサンドペーパーで擦ったり、溝をパテなどで埋めて、段差をなくし、塗装する予定のパーツにサーフェイサーと呼ばれる下地塗料みたいなものを塗ってください。
先に仮組みをして、全体のバランスをみるという人もいます。
同一色のパーツをまとめて塗装し、塗り分ける必要があるパーツは、マスキングテープを貼ってから塗って、組み立てるのです。
組み立て終わったら、クリアーをかけて光沢を出し、デカール（模型に貼り付けるとても薄いシールのようなもの）を貼り付けます。
さっきよりもしっかりとクリアーを吹き付けた後、研ぎ出しという仕上げ作業をして完成です。
研ぎ出しはコンパウンドで研磨しては洗うのを繰り返して、車独特の鏡のような艶を出すことをいいます。
人それぞれやり方は違いますが、モデルカー製作のだいたいの流れはこんな感じです。