中古車 注意
注意したい中古車として真っ先にあげられるのが、相場よりもやたら安い車です。
人気車なのにとても安いのなら、事故車である可能性を疑った方がいいでしょう。
どんなに見ためをきれいにしても、衝突した時のダメージなどは残ってしまうものなので、事故車は避けた方がいいです。
広告やHPに掲載されている場合は、客引きのためのエサということもあります。
年式が古いのに走行距離が低すぎる中古車はメーターを改ざんしているかもしれません。
ただ、セカンドカーやサードカーとして使われていた場合は、走行距離が低いこともあるので、保守点検帳をチェックしてください。
年式が新しいのに走行距離が多い車は、高速道路を頻繁に走っていた可能性がありますし、内部のパーツなどが消耗していると思います。
安く買えたとホクホクしていたら、故障が多くて、修理費が高くついたということになるかもしれません。
タイヤのショルダーがやけに減っている車は走り屋さんが乗っていた可能性があります。
年式があまりにも古い車は、修理費や維持費がかかるのを覚悟して買いましょう。
おじいちゃんやおじさんが若者よりも無理がきかないように、古い車は大切に乗っていても経年劣化してしまっているものです。
車に詳しくない人は、安くてきれいな車をみるとお買い得と思ってしまいますが、お買い得な車はそうはありません。
安いのにはそれなりの理由があることが多いものです。
そして、中古車販売店側に安い理由をきいても、正直に答えてくれないことも珍しくないでしょう。
中古車 相場
中古車相場を調べたいなら、「カー相場.JP」が便利です。
メーカー、車種、グレード、年式、色、車検の有無など知りたい条件に合わせて中古車相場を調べることができます。
価格と登録年、価格と走行距離、登録年と走行距離が相場表になっていて、該当する在庫が簡単に探せる「カーセンサーラボ.net」もみやすいです。
車種、メーカー、車のタイプ、価格帯などでざっくり検索できるのが、「ガリバー」の中古車相場サイト。
中古車がほしいと思った時だけでなく、時々、中古車相場をチェックしていると、中古車相場には変動があることがわかるはずです。
年を越すと年式が一年古くなり、何かと物入りな年末は車を売りたい人が増えるので、中古車相場が下がり気味になります。
中古車の購入ニーズが落ち着く5月の連休明けも、低い相場になっているでしょう。
中古車がほしいと思う人が多い時期は中古車の相場が上がり、ほしいと思う人があまりいなければ中古車の相場は下がります。
当たり前のことですが、人に流されず、計画性を持って中古車を購入することが大切なのです。
差し迫って買う必要がないのなら、安易に金利の高いローンなどを利用せず、ある程度の資金を貯めてから購入するのも長期的にみればお得だと思います。
また、中古車といえども、所有するからには駐車場代やガソリン代、車検費用、税金などの維持費がかかりますから、本当に車が必要なのかよく考えてから購入した方がいいでしょう。
中古車 購入時期
中古車を買う時期でオススメなのは、新卒者がだいたい車を買い終わる5月のゴールデンウィーク明けです。
ちょっとくらい高くてもたくさんの中古車の中から選びたいという人は、3月くらいに探してみると需要が多くなる時期に向けて在庫が増えていると思います。
正規店ディーラー系の中古車がほしいなら、決算期の3月か9月にチェックしてみるといいかもしれません。
フルモデルチェンジした後、評判が上がった車などは狙い目です。
逆に、「前の方がよかった・・・。
」という人が多くなると、フルモデルチェンジ前の中古車が高騰してしまう可能性もあります。
ほしい車種が決まっているのなら、新車の動向も合わせて注目しておく必要があるでしょう。
4WDがほしいという人は、スキーやスノボシーズンが終わってから買うと安く買えるかもしれません。
秋から冬よりも、春から夏にかけて購入した方がいい車が安く買えるはずです。
反対に、オープンカーを冬に買おうという人は少ないので、オープンカーは冬に値下がりします。
寒くなる時期にオープンカーを手放す人もいるので、いい車に出会える可能性も高くなるでしょう。
3月、6月、9月、12月には新車ディーラーの締めがあります。
それに合わせて新車を買い、今まで乗っていた車を売る人もいますから、ほしかった車が手に入るかもしれません。
中古車の在庫が増えることで、売れない在庫の価格が下がるという可能性もあるのです。