大型バイクのメンテナンス
大型バイクのメンテナンスは、バイクに安全に乗るためには欠かせません。
大型バイクのメンテナンスのやり方は、普段からきちんと日常点検を行い、さらに定期点検や車検を行います。
大型バイクの日常点検は、バイクに乗る上での基本的なメンテナンスです。
日常点検のやり方は、まず最初に、バイク自体に異常がないか、異物がないか、バイクをくまなく一周確認します。
そして、タイヤの空気圧を見ましょう。
タイヤを指で押して、空気圧に不足がないか、パンクしていないか確認するとよいでしょう。
車と同じく、バイクの場合も燃料やエンジンオイル、バッテリー液やブレーキ液の確認や、ヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーなどのライト系もきちんと点くかの確認が必要です。
また、ブレーキペダルやブレーキレバーの動きをチェックし、走行前にブレーキの効きを確認してみてください。
最後に、エンジンを始動して、排気音や排気ガスの状態に異変がないかを確認します。
車検証や自賠責、整備手帳など、必要な書類を確認し、走行可能となります。
この日常点検で、少しでも異常や気になった事がある場合は、きちんと処置をしてから走行しましょう。
大型バイクは、ちょっとした不具合が命取りになりかねません。
大型バイクのメンテナンスとして、定期点検や車検も必要なことです。
定期点検については、新車購入後1ヵ月と12ヵ月の点検が必要です。
車検は、新車購入から3年後に行います。
峠のワインディングをうまく攻める
峠のワインディングをうまく攻めるには、峠道の独特な走り方を理解することが大切です。
峠は、常に変化する対向車や路面状態を考慮しなくてはいけません。
危険の多い峠道では、自分のペースで正確なバイク操作で走るようにしましょう。
峠のワインディングをうまく攻めるためにまず必要なものは予測です。
コーナーの回転半径を、コーナーに入る前に予測するのです。
この予測を行うためには、アウト側からコーナーに進入しなくてはいけません。
ですから、走行ラインは回転半径を予測するためにアウトから入り、アウトで旋回し、インで立ち上がるというラインをたどります。
また、コーナーに入る時は視線をコーナー出口に向けましょう。
コーナーに進入してからは、素早い寝かしこみが重要となります。
だらだらと寝かしこむのではなく、素早く寝かしこみ、旋回を行います。
コーナーの立ち上がりでは、アクセルを開けるタイミングが重要になってきます。
アウト側に行ってしまわないように気を付け、出口に向けてアクセルを開けていきます。
このときに、バイクを起こす事を意識し、タイヤがスライドしてしまわないように気を付けるとよいでしょう。
峠道の走行テクニックを知らずに、全く初めての峠道を走ることは、大変危険なことです。
峠道を走る上でのバイクの操作方法をしっかりと理解して、スローイン・ファーストアウトの走り方を意識しましょう。
そうすることで安全に峠道を走ることができるようになると思います。
バイクのスマートなコーナーリング
バイクのスマートなコーナリングは、ブレーキング・倒しこみ・旋回・立ち上がりの流れがスムーズにできるかどうかで決まります。
また、スマートなコーナリングをするためには、ラインの取り方も、重心をかける位置も大切な要素となってきます。
コーナリングの際には、だいぶ手前から減速し、コーナーに見合った速度でコーナーに進入しなくてはいけません。
速度が速いままコーナーに入ってしまうと、オーバーラインをしてしまい、逆に遅いとふらついてしまいます。
コーナーでは、減速をしてから倒しこみに入ります。
旋回に入ったらブレーキをリリースします。
旋回から立ち上がりに関しては、スロットルワークが重要で、基本的にスロットルワークは穏やかにゆっくりというイメージで行います。
旋回から立ち上がりに入ったら、車体を起こしながらゆっくりとスロットルを開けると、スマートなコーナリングができます。
コーナリングをスマートに行おうと考えたときは、コーナーに差し掛かったら車線の真ん中を走行するようにしましょう。
スムーズに旋回するためには、このライン取りが重要になってきます。
走行ラインを予測しながら正確なラインを取るようにしましょう。
コーナリングでは、バイクのどこに力をかけるかによっても曲り方が変わってきます。
スマートなコーナリングを行う為には、倒しこみは内足に、立ち上がりは外足に踏み込む事を意識すると動作のきっかけが作りやすくなります。
コーナリング中は、基本的にシートに体重をかける感覚です。